このマニュアルは2024年6月21日に作成されました。
記載されている内容や手順はシステム変更により変わることがあります。
メールの検疫とは
フィッシングメールやマルウェアが添付されたメールのうち、危険度が高いと判定されたものは、受信者のメールボックスに配信されず隔離(検疫)されます。
検疫されたメールの保存期間は30日間です
検疫されたメールを確認する
検疫されたメールは以下で確認できます。
Microsoft 365 Defenderの検疫ページ
Microsoft 365 Defenderの検疫ページでは、自分宛や自分が送信したメールで検疫されたメールの一覧を確認できます。
検疫された理由やメッセージの文面を確認でき、不要なメールの削除や自分の受信ボックスへの配信(リリース)の要求ができます。
既定の条件でフィルタされています。
必要に応じてフィルタを変更して確認してください。
【フィルタ条件】
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- 受信時間: 過去 30 日間
- ブロックする差出人: ブロックされた送信者のリストを表示しない
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通知メール
マルウェアが添付されたメールが検疫された場合、受信者には「Microsoft 365 セキュリティ: 検疫にメッセージがあります」という件名の通知メールが届きます。
メールの件名・文面はMicrosoft 365で設定している言語によって変わります
メールが検疫された場合の対応
検疫されたメールの大半は危険なものですが、機械学習された判断基準で処理されるために誤検知もあります。
- メールの件名・送信者
通知メールや検疫ページで件名や送信者を確認し、不審なメールだった場合は放置または削除してください。 - メールの文面
件名や送信者で判断が付かなかった場合は[メッセージのプレビュー]を確認して、不審なメールだった場合は放置または削除してください。
メッセージのプレビューは、検疫ページのメールを選択して[ ]から確認できます。
上記を確認して誤検知だと判断できた場合、メールを選択してリリースを要求してください。
翌営業日中に受信トレイにメールが配信されます。