大学の教育・研究活動における情報環境(ITサービス)の利用にあたって、「まずすべきこと(設定など)」、「ルール」、「情報セキュリティ対策」、「各サービスの利用方法」を必ず確認してください。
目次
1. 情報環境(ITサービス)を利用する前に
RAINBOWユーザーIDの初期設定をする [必須]
IDが通知されたら、記載の氏名に誤りがないか確認し、必ず以下を設定してください。
(1) 多要素認証を設定する
manaba+Rやメールなどの大学生活で日常的に利⽤するITサービスは、最初に多要素認証を設定しないと利用できません。
(2) 初期パスワードを変更する
近年、IDとパスワードを窃取されるケースが多発し、情報や金銭が奪われる、本人になりすました攻撃者が第三者に危害を加えるといった情報セキュリティ事故が発生しています。
そのような事態を招かないように、RAINBOWユーザーID・パスワードは利用者自身が責任をもって使用・管理し、取り扱いには十分注意してください。
規則・モラルを守る [必須]
インターネット上の活動も現実社会の一部であり、社会で生きる以上、法律や学内の規程・ガイドラインやモラルを守らなければなりません。
(1) ルールやモラルについて考える
ルールやモラルについては以下を読んでください。
- 「未来を拓く 第3章 社会をつくる」(立命館大学 教学部・学生部)
- ルールと付き合い、モラルを創る
- 多様性・包含性・参画─違いを受け入れて生きる
- 情報ネットワーク社会でのわたしたち
- SNS利用にあたって知ってもらいたい5つのこと(立命館大学 学生部)
- 生成系 AI(人工知能)の利用にあたって(立命館大学 教学部)
(2) 法律を守る
情報セキュリティ関連の法律は以下にまとめられていますので参考にしてください。
- 「国民のための情報セキュリティサイト 情報セキュリティ関連の法律・ガイドライン」(総務省)
- インターネットサービス利用ガイドライン 「対策8 個人情報と権利侵害」
海賊版やファイル共有ソフトなどで不正に入手したソフトウェアの利用は、著作権の侵害にあたり刑事罰や民事訴訟の対象となることがあるため、絶対にしないでください。
また、海賊版と知らずにインターネットオークションで購入した場合や友人から譲り受けた場合であっても、不正なソフトウェアの利用は違法行為となります。
ソフトウェアは正規の販売店で購入したものを利用してください。
- 「ソフトウェアユーザーの皆さんへ」(一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)
(3) 情報環境の利用に関する規程・ガイドラインを守る
(4) 情報倫理に関する規程・ガイドラインを守る
情報セキュリティ対策を実践する [必須]
(1) 情報セキュリティ対策を実践する
⼤学の提供するものに限らず、情報環境(ITサービス)の利⽤には、情報セキュリティ対策が必要です。
防犯対策・交通安全対策・感染症対策などと同様に、情報漏えいや⾝代⾦要求、詐欺などの様々な情報事故から⾃分を守るために、インターネットサービス利用ガイドラインを必ず確認し、対策を実践してください。
(2) 情報セキュリティ事故の対応方法を知る
交通事故と同様に情報セキュリティ事故の発生を完全に防ぐことはできません。
もしものときにどのような行動を取るべきかを事前に把握してください。
情報セキュリティ事故は被害拡大防止のための迅速な対応が大変重要です。
事故発生時は早急に連絡してください。
2. 情報環境の利用
授業受講の準備をする [必須]
(1) Web授業受講の準備をする
学び支援サイトの以下とmanaba+R 学部生のページを確認してください。
など
マルウェア(ウイルス)感染対策
Webサービス利用の情報セキュリティ対策
安全な通信と保存
スマートフォンなどのモバイル端末の情報セキュリティ対策
立命館大学のメールを利用する [必須]
(1) メール(Microsoft365)の初期設定をする
立命館大学が発行するメールアドレスを利用して、メールや予定表などのサービスを利用できます。
メールは、最も情報セキュリティ事故に気を付ける情報環境の1つです。
「ID・パスワードを窃取され、不正アクセスされて情報漏えい」や「PC等をマルウェア感染させ、システム破壊、情報漏えい」といった情報セキュリティ事故は、そのほとんどがメールやWebの利用をきっかけに発生しています。
「利用者一人ひとりが日常的に不審なメール・Webサイトを見分ける」ことが求められます。
学内のネットワークを利用する
(1) 学内でパソコンやスマートフォンを無線LAN(Wi-Fi)に接続する
Office アプリやオンラインストレージを利用する
(1) Office アプリを自身のパソコンやスマートフォンにインストールする
(2) オンラインストレージを利用する
インターネット上にファイルデータを保存できるオンラインストレージが利用できます。
オンラインストレージ(OneDrive for Business)の利用
ファイルの共有時には「誰がその情報にアクセスしてよいか」を意識してアクセスを制限するように設定することで、情報の流出を未然に防ぐことができます。
インターネットに一度流出した情報は、完全に削除することができず、取り返しのつかない事態に陥ります。
その他のサービスを利用する
(1) その他のサービスを利用する