情報セキュリティ対策は十分にできていますか?
日頃からスマートフォンやPCを利用しているにもかかわらず、おざなりになっている人も多いのではないでしょうか。
本学では、情報セキュリティに関してよくわからなくても、身近な危険(リスク)を「知り」、「しなければならないこと」「してはいけないこと」を学び・実践してもらうために「インターネットサービス利用ガイドライン -情報事故を起こさないための対策-」を制定・発行しました。
なぜ利用者自身が情報セキュリティ対策をしなければいけないのか
スマートフォンなどが普及し、インターネットは生活に浸透しました。
その活用範囲は日々拡大されており、私たちは意識しなくてもインターネットに触れて生活しています。
もはやインターネットと関わらずに学生生活・教育研究活動・管理運営業務は成り立ちません。
一方で、利用範囲が拡大すればするほど、情報事故や犯罪も多様化し増加しています。
「難しくて…」「よくわからないから…」と言い訳する時代は間違いなく終わりました。
関わらないと生活できないものに危険(リスク)が潜んでいるというのは、防犯対策や交通安全対策などと同じレベルで、情報セキュリティ対策をする時代が到来しているということです。
日常生活に危険(リスク)が潜んでいるので、「詳しくなくても」「好きじゃなくても」あなた自身の安全は、あなた自身が守らなければいけません。
Amazonから「アカウントを確認するように」とのメールが届いたので、メールからURLを開き、AmazonのWebサイトにログインしました。
それ以来、Amazonで身に覚えのない商品を購入され知らない送付先に送られていることが判明しました。
事件解決までAmazon、警察、クレジットカード会社などとやり取りする日々になりました。
ある日、パソコンを開くと真っ赤な警告画面が出ました。
その画面には、データが暗号化されたこと、解除するために必要な価格が表示され、パソコン内にあるファイルを開けなくなりました。
レポートの期限が迫っていたので、仕方なくお金を払いましたが、それでも元には戻らず、パソコンの中にあったファイルは、すべてなくなり、レポート提出ももちろん間に合いませんでした。
まずは自分の理解度を把握しよう
インターネットサービス利用ガイドラインでは冒頭のチェックリストを使うことで、情報セキュリティをどのくらい意識しているか、自分の理解度を把握することができます。
まずは、何を知らなくて何ができていないのか、自分の現在地を知ることから始めましょう。
必要な対策を実践できるようになろう
自分の理解度を把握したら、インターネットサービス利用ガイドラインを読み進め、必要な対策を実践しましょう。
「情報セキュリティとはなにか」という観点ではなく、情報の漏えいや滅失、詐欺被害などの情報事故を起こさない、情報事故に遭わないために、常に心がけるべき具体的対策を中心に解説しているので、読み進めることですぐに実践に移すことができます。
情報セキュリティ対策についてもっと知りたくなったら
本学から情報セキュリティに関しての注意喚起をおこなう場合、このサイトのお知らせに情報を掲載します。
また、このサイトの情報セキュリティのページでは、情報セキュリティ関連の外部サイトも公開しています。
それらのサイトも活用し、自分から最新の情報を集めて学ぶ習慣を身に付けましょう。
最後に
情報セキュリティ対策を怠ると、あなたは被害者になるだけでなく、犯罪に利用され組織や第三者に被害を及ぼす場合もあります。
教職員の皆さんは、インターネットサービス利用ガイドラインを必ず手に取って、実践してください。
学生の皆さんには今まさに必要なことでもあり、社会人になり業務情報を扱うようになれば、さらに重要になることなので、ぜひ参考にしてください。