アニュアルレポート
近年インターネットは社会基盤としての地位を確立し、日常生活の様々な局面においてICTは無くてはならないものとなり、さらに、IoTや人工知能(AI)、ビッグデータなどの技術革新により、生活に大きな変化がもたらされ始めています。
大学においては、内閣官房が開催する教育未来創造会議で具体的方策として挙げられている「未来を支える人材をはぐくむ大学等の機能強化」の中で「デジタル技術を駆使したハイブリット型教育の転換」、「大学DXの促進」が必要とされています。
一方ICTの急速な広がりによって、情報セキュリティの脅威は組織だけでなく個人にとっても身近な脅威となり、マルウェアや不正アクセスによる被害が年々増加しています。
また、特定組織の情報を狙った標的型攻撃や身代金要求型不正プログラムのランサムウェアなどの新たな情報セキュリティの脅威に対抗する必要が生じています。
本学においては、これら情報セキュリティの脅威から学内の重要な情報を守りつつ、新しい学びや先進的な研究に資することを目的とした教育・研究情報システムの整備を継続的に実施しています。
アニュアルレポートは、各年度における教育研究向け情報システム基盤の整備実績と利用実態を報告しています。