資格情報をデバイスやWebブラウザで保持することで、パスワード入力と多要素認証の手間を減らすことができます。
資格情報とは、パスワードを保持するのではなく、認証結果を証明する情報を保持するものです。
利用環境に合わせて、紹介する方法を組み合わせてください。
パスワード変更や多要素認証リセットをすると資格情報は無効になり、再度認証が必要になります。
個人の資格情報を記憶させるため、他者が利用するデバイスでは絶対に設定しないでください。
Webブラウザに資格情報を記憶させる
- 以下の画面が表示されたら、チェックを入れることで以後90日間は多要素認証が不要となります。
- 以下の画面が表示されたら、「はい」をクリックすることで以後90日間はパスワード含め認証が不要となります。
Microsoft Edgeのプロファイルを作成する
立命館のアカウントでプロファイルを作成することで、Microsoft Edgeが資格情報を記憶します。
プロファイル作成以降、サインインしておくことでMicrosoft 365の認証が不要になります。
プロファイル作成方法
- Microsoft Edgeを起動し、画面右上のプロファイルアイコン、[サインインしてデータを同期]をクリックしてください。
- サインイン画面が表示されたら、立命館のメールアドレスでサインインしてください。
職場または学校アカウントをWindowsに登録する
Windowsに「職場または学校アカウント」として立命館アカウントを登録することができます。
登録時の認証で資格情報を保持し、一部のアプリケーションでMicrosoft 365の認証が不要になります。
Adobeのソフトウェアでは、一部のユーザーにおいてデバイス登録後に毎回多要素認証が要求されるという事象が発生しています(調査中)。
デバイス登録方法
手順はWIndows 10の例です
- デスクトップ左下の[ (スタート)]、[ (設定)]をクリックしてください。
- [ (アカウント)]をクリックしてください。
- [職場または学校にアクセスする]をクリックしてください。
- [ 接続]をクリックしてください。
- 立命館のメールアドレスを入力し[次へ]をクリックしてください。
Windows 10/11 Proの場合、「別の操作:このデバイスをAzure Active Directory に参加させる」は選択しないでください。
- 画面に従ってサインインしてください。
- 認証後以下の画面が表示されたら、[組織がデバイスを管理できるようにする]にチェックを入れ、[OK]をクリックしてください。
認証システムにデバイスが登録されますが、大学が個人のデバイスを管理することはありません。