目的と対象
目的
近年、クラウドサービスの急速な普及に伴い、学園においてもクラウドサービスを利用して、学内ユーザ向けの情報サービスを提供するケースが増えています。
一方、クラウドサービスの利用の手軽さから情報漏えい等のリスク管理が不十分なケースが見受けられます。
本ガイドラインは学校法人立命館の教職員がクラウドサービスを利用して情報システム(ITサービス)を構築して提供する際に、安全に運用するうえで気を付けるべき視点や管理の基準を示し、クラウドサービスを利用する上でのリスク低減を目的としています。
対象
「学校法人立命館情報システムの利用および運用管理に関わる基本規程」で定める「情報システム」のうち、立命館のネットワーク以外で管理されているサーバーに情報が格納されるサービス(クラウドサービス)で、以下のすべての項目を満たすもの。
立命館の情報基盤サービス(ドメイン、サーバー証明書、認証基盤)または情報システムと連携を要するものは以下に関わらず適用対象です。
項目 | 内容 |
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提供する本学組織(運用主管)の規模・種類 | 法人、大学、附属校、学部、研究科、学科、専攻、コース、学域、研究機構、センター、事務組織 |
情報システムの種類 | 組織向けクラウドサービス |
情報システムの条件 |
|
対象例は、クラウドサービス利用ガイドラインの適用対象例を参照してください。
手続き
本ガイドラインにもとづき、利用開始時・利用変更時・利用終了時に情報基盤整備委員会に申請・届出をおこない利用承認を受ける必要があります。
承認手続は委員会の開催に関係なく随時おこなっています。
クラウドサービス利用開始時
立命館クラウドサービス利用ガイドラインを確認のうえ、「クラウドサービス利用ガイドライン チェックリスト」を添付し「クラウドサービス利用申請」を提出してください。
クラウドサービス利用変更時
「情報システム設置者」「情報システム運用管理担当者」の交代、情報システムのサービス内容や業務範囲拡大などにより申請内容に変更がある場合、「クラウドサービス利用変更申請」を提出してください。
クラウドサービス利用終了時
「クラウドサービス利用終了届」を提出してください。
ガイドライン
ガイドライン | 備考 |
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立命館クラウドサービス利用ガイドライン | 2022年11月28日改定 |
申請
申請 | 備考 |
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クラウドサービス利用申請 | 以下を選択してください ・適用対象ガイドライン[立命館クラウドサービス利用ガイドライン(クラウドサービス)] ・申請種別[新規] クラウドサービス利用ガイドライン チェックリストを申請時に必ず添付してください |
クラウドサービス利用変更申請/利用終了届 | 更新する申請を[編集]で開き、申請種別から[変更]か[利用終了]を選択してください
過去の申請が一覧にない場合、RAINBOWサービスデスクに問合せてください |
申請フォームの「公式ドメイン利用希望」「サーバ証明書利用希望」の[新規利用]にチェックをいれて表示される入力項目に以下の情報を入力してください。
立命館ドメイン利用
・ドメイン名
・DNS設定値
・DNS登録希望日時
サーバ証明書利用
・FQDN
・ソフトウェア名・バージョン
問合せ先
立命館情報基盤整備委員会事務局(情報基盤課)
問合せフォーム
外線番号:075-465-8226
内線番号:511-6625