多要素認証の認証方法は2つ以上設定することを推奨しています。
認証方法を1つのみ設定されている場合は、以下のリスクに備えて認証方法を追加してください。
デバイスの紛失・携帯忘れ
多要素認証で利用するデバイスを1台のみにしている場合、そのデバイスを紛失したり忘れたりしたことにより多要素認証を利用できません。
デバイスを複数台設定しておくことで回避できます。
例)スマートフォンに加えパソコンのOTPソフトウェアを利用する
紛失したデバイスで第三者が立命館メールなどにサインインする可能性があります。
紛失時はパスワードを変更し、RAINBOWサービスデスクに連絡してください。
電話番号変更をともなう機種変更・入出国時のキャリア回線解約
電話番号・SMS通知のみで多要素認証を設定している場合、携帯キャリアの変更や解約により電話番号が使えなくなると多要素認証を利用できません。
Microsoft AuthenticatorやパソコンのOTPソフトウェアで多要素認証を設定しておくことで、電話やSMSが使えない場合でもコード入力により認証できます。
新しい電話で多要素認証を設定する際に多要素認証を要求されるため、元の電話番号が利用できるうちにMicrosoft AuthenticatorやパソコンのOTPソフトを設定してください。
国外出張時にローミングサービスを利用しない
電話番号・SMS通知のみで多要素認証を設定している場合、海外でローミング契約していないと多要素認証を利用できません。
Microsoft AuthenticatorやパソコンのOTPソフトウェアで多要素認証を設定しておくことで、電話やSMSが使えない場合でもコード入力により認証できます。
キャリア回線に繋がらない場所での利用
電話番号・SMS通知のみで多要素認証を設定している場合、電波の繋がらない場所では多要素認証を利用できません。
Microsoft AuthenticatorやパソコンのOTPソフトウェアで多要素認証を設定しておくことで、電話やSMSが使えない場合でもコード入力により認証できます。